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リサイクルショップを利用する

リサイクルというと、製品を資源に近いところまで分解して再び工場で製品化する作業をイメージするかもしれませんが、リサイクルショップを利用するのも広義で言うとリサイクルといえます。正確にはリサイクルというよりもリユースというべきなのでしょうが、リサイクルショップの活用はとてもメリットの多いリサイクルだといえます。たとえば、子どもが使っていたプラスチックのおもちゃがいらなくなったという時に、プラスチックゴミとしてリサイクルに出すと、それをリサイクル工場に運ぶ人件費やガソリン代、リサイクル工場でプラスチックを溶かして再び製品にする燃料代やそこでの人件費など、かなりの経費が必要です。しかし、そのおもちゃを近所のリサイクルショップに持っていくとどうでしょう。運搬費や燃料費は一切かかることなく、リサイクルショップで別の人が購入して使うことによって、おもちゃは再び役に立つことができるのです。しかも、リサイクルショップに売却する人も捨てるよりは少額でもお金がもらえるほうが嬉しいですし、リサイクルショップもそれを転売することで利益を得ることができ、購入した人も中古であるために新品よりも安い価格で購入できるなど、すべての人にメリットがある仕組みになっています。もちろんこうしてリサイクルショップで売買されたものも、最終的にはゴミになってしまうのですが、使えるものは最後まで使い切ることで、資源の有効活用やゴミの減量には寄与しているといえるでしょう。最近ではチェーン経営の大規模なリサイクルショップも多くなっており、使わなくなったものをリサイクルショップへ持っていくのは珍しいことではなくなりました。それにつれて、リサイクルショップの品ぞろえもよくなり、新品を買う前にとりあえずリサイクルショップを覗いてみる、という人も増えてきています。効率の良いリサイクル方法として、リサイクルショップはますます注目されていきそうです。

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