トップページ > リサイクルマークって?

リサイクルマークって?

リサイクルマークを見たことがあるという人は多いでしょう。リサイクルマークとは、リサイクル可能な製品を購入すると、その製品の片隅に記載されているマークです。矢印で円や三角などを描いた中に、素材名が書かれているのが一般的で、たとえばスチール缶であれば、矢印2本で描かれた円の中に「スチール」の文字、アルミ缶であれば矢印2本で描かれた三角の中に「アルミ」の文字が書かれています。これを見れば、その缶がリサイクル可能であり、素材がスチールなのかアルミなのかを判断することができるのです。よく目にするリサイクルマークはアルミやスチール、紙、プラスチック、ペットボトルなどであり、このマークを目印にゴミの分別を行っている人も多いでしょう。実はこのリサイクルマークはとても種類が多く、数十種類もマークが存在しています。中には化学素材などを対象にしたものもあって、こういったマークは関連する企業に勤めていない限り目にすることもないかもしれません。しかし、パソコンのPCリサイクルマークや、古紙から作られていることを示すグリーンマーク、段ボール容器包装のリサイクルマークなどは何度か目にしたこともあるのではないでしょうか。こうしたリサイクルマークの一部は、企業が勝手につけているわけではなく、平成3年に施行された「資源の有効な利用の促進に関する法律」、通称「リサイクル法」にその表示が定められているものです。この法律はもともと1991年制定の「再生資源の利用の促進に関わる法律」を大幅改正して施行されたもので、リサイクルによる資源の有効利用を促進することが目的になっています。実際にはすべてのリサイクルマークがこの法律に則って表示されているわけではありませんが、少なくともアルミ缶やスチール缶、ペットボトル、紙、プラスチックなどは表示が義務付けられています。意外と多くの製品にリサイクルマークは表示されているので、家にあるものをチェックしてみてはどうでしょうか。

↑ PAGE TOP