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家庭でできるリサイクル
ひとつの家庭からでるゴミの量は、工場などから出る廃棄物に比べると少ないかもしれませんが、それでもすべての家庭から出るゴミを考えると膨大な量になります。自分だけがリサイクルをしてもゴミなんて減らないと思わずに、ひとりひとりがリサイクルを心がけることが大切なのです。家庭でできるリサイクルにはどのようなものがあるのでしょうか。
まず、必要以上に物を買わないということがあります。必要以上に購入したものは、ゴミになりがちです。食料品などは使い切れる量を計画的に購入し、消費期限は必ず把握しておくこと。買いすぎは食べ残しの原因になりますし、冷蔵庫がいっぱいになっていて知らないうちに消費期限を過ぎていたということにもなるので冷蔵庫の整理も忘れずに。牛乳パックやペットボトルなど分別回収を行っているゴミは分別して捨てるようにすること。家族全員がリサイクルの意識を持ち、普段から捨てるゴミ箱を分けるなどして子どもも一緒にリサイクルをしていくのがおすすめです。また生ゴミを捨てる時はしっかり水を切ってから捨てるということも大切です。水分が多い生ごみは、焼却場で燃やすときに燃えにくく、燃料が余計に必要となってしまいます。効率よいゴミの焼却のためにも、ゴミの水切りが推奨されているのです。家庭菜園をしている人は、生ごみを堆肥にするための容器などを使って自家製堆肥を作れば、捨てるゴミがさらに減ると同時に肥料を買わなくてよいので経済的です。もう使わないけれどまだ使えそうなものは安くてもリサイクルショップなどに持っていくことでゴミを減らすことができますし、誰かの役に立つかもしれません。不用品がたくさんある場合にはフリーマーケットなどで売ってしまうのもいいでしょう。子供のおもちゃや、着なくなった洋服、もらい物の食器など、フリーマーケットやリサイクルショップで売れるものはいろいろあります。このように、家庭でできるリサイクルはたくさんあるので、どんなものがリサイクルできるか、家族で話し合ってみるのもいいでしょう。